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※予防接種をご希望の方は、ワクチンの種類を問わず、ワクチンの取り寄せに数日を要するので、必ず事前にお電話ください。
子宮頸がんワクチン
子宮頸がんは、パピローマウイルスに感染し、炎症を繰り返すことで発症します。パピローマウイルスを予防するワクチンを打つことで、子宮頸がんの発症をゼロにはできませんが、大きく減少させることができます。
当院では4種類のパピローマウイルスを防ぐガーダシルと9種類のパピローマウイルスを防ぐシルガードを取り扱っています。どちらも全部で3回の接種が必要です。
接種後に稀に迷走神経反射を起こして具合が悪くなってしまう方がいるため、接種していただくために接種後30分間はベッドで休んでいただきます。ベッドの部屋は少しでもリラックスできるように照明や音楽を工夫しています。
横須賀市の公費の子宮頸がんワクチン(キャッチアップを含む)も行っておりますので、接種券が届いた方はお電話でお申し込みください。
風疹ワクチン
妊娠中に妊婦さんが風疹に罹患すると、胎盤を通して胎児にも感染し、その結果さまざまな障害を引き起こすことがあります。ほとんどの方が幼少期に風疹に罹患しているか、風疹ワクチンを接種し一度は抗体ができていますが、大人になると風疹の抗体が減少します。風疹の抗体がないまま妊娠すると先述したリスクがあるため、妊娠を考える前に風疹の抗体の有無を採血で確認しましょう。
横須賀市在住の方で妊娠を考える方は、無料で風疹抗体を測定することができます。
風疹の抗体がない方は妊娠前にワクチンの接種をご案内しています。当院では横須賀市公費の風疹+麻疹ワクチンを行っております。自費の風疹ワクチン、風疹+麻疹ワクチンも行っています。
インフルエンザワクチン
横須賀市公費ワクチンと自費ワクチンを行っています。受付開始時期はその年によって変わるため、ホームページでお知らせします。受付が開始されたらお電話で予約してください。
肺炎球菌ワクチン
横須賀市公費ワクチンを行っています。接種券が届いたらお電話にて予約してください。
帯状疱疹ワクチン
50歳以上の3人に1人が帯状疱疹を経験します。(Shiraki K. et al. Open Forum Infect Dis. 2017; 4(1): ofx007.)帯状疱疹は後遺症として神経痛が残ることもある感染症です。
帯状疱疹ワクチン(シングリックス)は90%以上の予防作用があり、作用は10年持続します。自費で全2回投与が必要になりますが、ご興味のある方はご相談ください。
値段的にシングリックスが難しい場合は、水痘ワクチンを代用することも行っていますが、予防作用は低下します。
その他
ご希望があれば、麻疹ワクチン、水痘ワクチン、ムンプス(おたふく)ワクチン、B型肝炎ワクチン、髄膜炎ワクチンなども行いますので、お電話でご相談ください。
ただし小児の公費ワクチンは行っておりません。